茂加部珈琲店

主にtech関連のメモ置き場です

Fiio D03Kで遊ぶ

Fiio D03K

Fiio D03Kは安価なSPDIF入力のDACです.
入力は192KHz,24bitで光、同軸入力をサポートします.
どこかに192KHzは同軸のみと書いてありましたが、私の環境では光でも192KHz/24bitを受けれています.
オヤイデが代理店をやってるみたいです.高級オーディオの印象がありますが、こんなところで名前を見るとは思いませんでした.

D03KのIC構成は
CS8416 -> CS8416 -> LVM358
となっております.オペアンプが汎用品ですので、このあたりを変えて遊ぶことができます.

詳しい情報はこのページに載っています. よくできているので是非参考にしてみてください.

コンデンサオペアンプの交換

回路の定数を変更しない簡単な強化を行ってみました.

電源部の470ufをOSコン(470uf)に変更.元のコンデンサロープロファイル品なので、高さに注意してください.
私は頑張ってねじ込みました...

オペアンプはLVM358からOPA2353,OPA2211を試しました.
どちらも聴いた感じちゃんと動いているようですが、OPA2211では電源からノイズが乗りやすくなった気もします.
結局、音質面で高性能なOPA2211をチョイスしました. 動作電圧的にはギリギリかもしれません.
その他にも、AD8656やLME49721なんかも動くのかな?試してないですが.
パッケージはSOですのでMSOP版を買わないように注意しましょう.

5千円以内でこの音質が楽しめるなら十分コストパフォーマンスに優れると言えそうです.

本格的に電子工作に手を出すならオシロスコープがほしいものです.入門機でも結構いい値段するんですよね.
ではでは.